世田谷ビジネス塾 第1回 ビジネス書大賞

2015年3月28日
世田谷ビジネス塾

大賞 「修身教授録」森信三/致知出版社

特別賞 「道をひらく」松下幸之助/PHP研究所

世田谷ビジネス塾(塾長および代表:古川裕倫/ 以下、弊塾)は、第1回世田谷ビジネス塾 ビジネス書大賞として、大賞に「修身教授録」森信三/致知出版社、特別賞に「道を開く」松下幸之助/PHP研究所の2冊を選定いたしました。
「第1回 世田谷ビジネス塾 ビジネス書大賞」は、弊塾が主催する読書会にて紹介された書籍のうち、世界に広めたい日本の良書を選定することと、後世のビジネスパーソンの知識向上のために順送りしたい書籍を選定する事を目的として、発表するものです。
世田谷ビジネス塾は、2008年有志により設立され、これまで無料読書会として月1度のペースで活動を続けてきました。現在では、Facebookで500名以上のメンバーとなっており、毎月20~30名の参加者がいます。
敢えて規則を儲けず、自由な思いで学び合いをしています。参加者は、学生から退職後のベテランまで、男女を問わず集っています。さまざまな業種やバックグラウンドを持つメンバーが、読書を通してダイバーシティ溢れる議論を行いながら学びを高めあっています。とかく社内の人間だけとの付き合いになりがち今の世、利害関係のない老若男女が、忌憚のない意見を交わし、ビジネスのみならず、働き方、生き方などを語っております。
これまでの読書会で紹介されたビジネス書を元に、弊塾メンバーによる一次選考を経て、大賞選考委員18名による精読と議論を経て、ビジネス書大賞 および 特別賞が決定いたしました。受賞作および選定理由は以下の通りです。

世田谷ビジネス塾 ビジネス書大賞:「修身教授録」森信三/致知出版社

gp1-1【選定理由】本書は太平洋戦争前、師範学校での森信三先生の講義内容であり、古い著作ではあるが現代の ビジネスパーソンおよび教育者にも通用する普遍的な内容である。最終選考時における委員の議事において、候補書籍の中で本書に最も長い時間を費やし、かつ 否定的な意見がほとんどなかった。また、226事件の翌年で戦争に直面した時期であるにも関わらず、それらに対する内容に触れることはなく、”人生の根本目標・以下に生きるべきか・真の教育とは・心の食物である読書・立志”等々、教育者に徹した姿には感動する覚える内容であり、ビジネス書大賞として最もふさわしい良著であると判断し、選出されたものである。

世田谷ビジネス塾 ビジネス書大賞特別賞(若手ビジネスパーソンにも読んでほしい1冊):「道をひらく」松下幸之助/PHP研究所

gp1-2【選定理由】本書はすでに日本のみならず、英訳され、海外にも紹介されていることからも、ビジネスパーソンがお手本とする内容であることは明らかである。また、経営においても松下幸之助氏が残された功績は大きく、実際に経営の場で実践された考え方であることも疑いの余地はない。選考委員の意見にも”読みやすい” “座右の銘になる” “若手ビジネスパーソンの教科書になる” などの意見があり、特別賞として選出された。

世田谷ビジネス塾 ビジネス書大賞の選考方法

・対象:2011.4月~11月、2014.1月~9月に世田谷ビジネス塾で紹介された156冊
・選考方法:
1.世田谷ビジネス塾全メンバーによる投票にて5冊を一次選出
2.選考委員を18名(20~60代までの男女)指定し、一次選出された全てのビジネス書を精読し最終選考会にて議論し決定最終選考:最終選考会は2015.1.17に行われ5時間に及ぶ白熱した議論の末、当日参加した選考委員の総意により選出された。
なお、本年以降も世田谷ビジネス塾では対象期間の穴埋めと新規期間を設定した上で、世田谷ビジネス塾ビジネス書大賞を毎年発表する予定です。

選考委員

古川裕倫(世田谷ビジネス塾塾長)
尾鷲一彦(選考委員長)、村上栄作(事務局長)
(以下 FaceBook大賞事務局メンバー登録順)
伊藤若菜、岡田森、若月克彦、鹿沼聡美、大江英樹、松浦正枝、真崎正剛、黒木資浩、佐伯基憲、守屋雅啓、加藤美貴子、太田均、冨元雅仁、黒田真隆、竹内真一

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