ご挨拶(古川ひろのりの信条とやりたいこと)

皆さまこんにちは。古川ひろのりです。
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古川ひろのりプロフィール


 私の信条は「先輩・先人の教えを後世に順送りする」ことです。また、その一環として「日本と世界の小さな架け橋となる」も信条です。
 私はこれまでたくさんの先輩にお世話になり、教えられてきました。
 サラリーマンを31年間もやってきて、順風満帆とまではいかずとも、人生の大半を楽しく過ごしてくることができたのもそういう先輩のおかげです。心から感謝しています。

 その中のある先輩は「後世に順送りだ」を昔から口癖にされています。前からその言葉が私の頭に残ってはいたのですが、若い頃は深く考えることはありませんでした。しかし今になって日々その言葉の重みを実感しています。  その方は、いつもにこやかで、他人の面倒見が極めてよい人です。お話を伺うと、その方も自分の先輩にはずいぶんお世話になったそうです。先輩に心から感謝し、今の自分があるのは先輩のおかげであると言い切られています。

 会社という組織では、多少の差こそあれ、上司やリーダーの責務の一つとして、人材育成が掲げられています。部下が育てば、会社もよくなり、上司やリーダーにもよい面で跳ね返ってはくるのは確かですが、会社は上司やリーダーにそれをすべきと「責務」としています。仕事として、いわば半分強制です。また、そうする人を会社が評価し、時には上司やリーダーの収入にも反映されます。部下教育が利害関係の一部でもあるとも言えなくありません。

 上司やリーダーが、どこまで心底部下を育てようとするかは、人によってまちまちです。ただ義務だから最低限を教えるという人もいます。そうではなくて、利害関係を超えるような気持ちをもって社内で部下育成ができているかどうか。もしくは、部下だけではなく、会社を離れた普段身近にいる若手を育てることができる人こそ「後世に順送り」を実践している人ではないでしょうか。

 先ほどご紹介した先輩は、まったく利害関係のない自分の身の回りの人や後輩にそれができている人です。 ただし、私自身が「後世に順送り」を常に実践できているかどうかは、極めて疑問です。そのような大きな器の人間になっていないのも事実です。偉そうなことを後輩に言って、知らない間に相手を傷つけていることもたくさんあると思います。

 しかし、少しずつでもそれに近づく努力はしたいと考えています。「自分ができていないのに何を偉そうに」とお叱りを受けるとは思いますが、自分も学びながら、できるだけ後世のお役に立ちたいと思っています。

 これまでビジネス書を執筆してきたのも、そういう気持ちの一環です。2008年4月でサラリーマン生活にピリオドを打ちましたので、その時間を別の分野に活用したいと思います。自分の勉強を加速して、執筆を継続し、また機会があれば講演や研修の形でそれをできるだけ多くの人にお伝えしたいと考えております。

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