古川裕倫の信条

本日は古川ひろのりの公式ウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。

31年間のサラリーマン生活にピリオドを打ち、先輩や先人から教わったことを後世に伝え、少しでもお役に立ちたいと考えております。
限られたスペースなので、自分がお伝えしたいことをすべて語れませんが、ここに2点ほど私の意見を紹介させていただきたいと存じます。
詳細は拙書をご覧いただければと存じます。

「3年で辞める新入社員」(世の中の変化と対策)

「3年で3割の新入社員が辞める」と言われる今、ただそれを「けしからん」とか、「我慢が足りない」と言っても始まりません。それなりの理由があると私は思っています。

バブル崩壊後、終身雇用制と年功序列制度が終わりつつあり、実力主義が台頭してきています。過去は、学校を卒業して、会社に入ればあとはエスカレータ(エスカレータ的な昇格、昇給)が待っていました。それに乗り続けていればよい時代でした。何年すれば課長になり、部長になり、その後もだいたいの道筋(キャリアパス)が見えており、エスカレータの降り口であれる定年にはそれなりの退職金が待っていました。

ところが今は違います。エスカレータが途中で止まっている会社もあり、場合によってはそれがまったくない会社もあります。実力の世界となったと言われているからこそ若者にはキャリアパスを見せて、また教育方法も必要な部分は現代流に変えていかなければなりません。念のため、過去を全否定しているわけではありません。先人の教えが今でも立派に通じるところもたくさんあります。いや、その方が圧倒的に多いと私は思うのです。ただ、それがなぜそうかということも説明する必要があるのです。「背中を見て学べ」「黙って与えられた仕事をやれ」では通じません。

会社を取り巻く環境が変わったからだけではありません。ここでは詳しく説明しませんが、家庭の変化、学校の変化、社会の変化などが大きく影響しているのです。

私は、人事や採用・研修に長く携わってきて、若手の意見を聞く機会にも恵まれてきました。世の中の変化を知っている今の若者こそ「実力を付けたい」「学びたい」と願っているのです。エスカレータ時代の若者より遥かに強く願望しているのです。

今の若者も、自分の願望(高い収入、残業がなく休みが取れる、潰れない会社に就職した)だけを主張しているのでは会社が回らず、「会社に貢献する」→「会社が成長する」→「それが自分に返ってくる」ことはキチンと説明すればすぐに理解してくれます。

それらを踏まえて、経営者・幹部、中間管理職、若手社員にお伝えしたいメッセージがたくさんあります。著書の中では説明していますが、実際に言葉で直接聞いたほうが分りやすいとのご意見も頂戴することもあります。自分もそういう役割をつとめることで少しでも皆様のお役に立てればと願っております。

講演についての考え方

私は自分が講演などすることになろうとは、以前は思いもよりませんでした。

2006年にそれまで書き留めていたことをまとめて「他社から引き抜かれる社員になれ」(ファーストプレス)を出版させていただきました。ここでお断りしておきますが、本のタイトルはチョッと過激なものの、中身は社員が心得ておくべきことを網羅した実用書です。お読みいただければご理解いただけると思います。

その頃から講演のお話を頂くようになったのですが、当時はサラリーマンをしており、時間が割けないという事情がありました。今は、お世話になった会社には言葉は悪いですが、「自由の身」であり、そちらに注力したいと考えています。

私は、過去にエンターテイメント会社に勤めていたこともあり、生意気ながら、講演もエンターテイメント性を持つべきだと思っております。といっても「お笑い芸能」という意味ではなく、語り手・聞き手が一体感を持ち、楽しく、なんらかの感動の交換をする場所であるべきと思っています。

過去に個人投資家を前に会社のIRをしたり、IRについての講演を仰せつかったりしたときは、客観的に事実を列挙するという堅苦しい形を採らざるを得ず、会場でぐっすりとお休みになっている方も若干いらっしゃったのも残念ながら事実です。

しかし、私見を交え自分の言葉で伝える講演は、自分で言うのもおこがましいのですが、多少なりとも聞き手に感動を与え、インパクトのあるものであると自負しております。

自分も他の方の講演をよく聞きに行きます。学校の先生、その道何十年のコンサルタント、経営者、起業家などの方のお話を伺って、感動をいただき、同時にトークのテクニックを学ばせていただいています。内容が充実しており、話に引き込まれてしまってアッという間に時間が立ってしまう講演もたくさんあります。会場を去るときに、「よかった、今日来て」「元気をもらった」と感じる講演は格別なものがあります。

本が売れることは、たくさんに人に読んでいただいていることであり、正直とても嬉しいことですが、ホームページなどにご意見・ご感想をいただくことは著者としてこの上ない喜びです。講演も同じように私は思います。厳しいご意見をいただくのも自分の勉強になりますが、できれば一人でも多くの人に喜んでいただけるようにしたいと思っています。会場を去られるときに「よかった」という感動をお土産に持って帰っていただきたいと心がけております。

一般的に「仕事や労働をすることは、お金という対価を得ること」でもありますが、これだけはつまらないものです。お金や名誉も大事でしょうが、どのような職場や仕事でも、突詰めて議論をすると、「達成感」や「満足感」を得ることが究極の目的です。

講演にしても、ただ一方的に話をして、多少の知識を持って帰っていただくだけでは、決して満足できるものではありません。役に立つ内容でなければいけませんが、生意気ながら「達成感」「満足感」を求めております。

トップページ | お問い合わせ | 会社概要

Follow me Find me on Facebook