「仕事に必要な言葉」島田精一著(その2)

島田精一さんは、現在住宅金融支援機構理事長。
元三井物産副社長、元日本ユニシス社長。

本ブログでも前にご紹介したように、昨年12月に
「仕事に必要な言葉」(島田精一、かんき出版)を上梓されました。

「仕事に必要な言葉」はじめにから

こうやって振り返ると、私のビジネス人生が雨ばかり。
晴れ間が覗いた日はほんのわずかです。

人間は弱い生き物で、逆風が吹けば逃げたくなるし、
失敗すればごまかしたくなる。

(中略)それでも立ち止まることなく、
なんとか歩み続けることができたのはなぜか。

それは、自分を勇気付け、ときには自分を律するような言葉を
もつようにしていたからだと思います。

おもしろきこともなき世におもしろく
すみなすものは心なりけり

世の中は、おもしろくないことばかりだが、
それをおもしろくするのも自分の心の持ち方次第である。

吉田松陰の弟子であった高杉晋作の辞世の句。

島田さんがメキシコ駐在時代、無実の罪で投獄され、
精神的にたいへんな思いをされたころ、友人から差し入れされた書物で
この言葉にめぐり会われたという。

「朝の来ない夜はない」「夜明け前が一番暗い」
同じく投獄されていた時期に、勇気付けられた言葉だそうです。

だれしも問題や悩みを持ち、いろんなことに不安になります。
そんなときに、「明けない夜がないように、
永遠に解決できない問題はない」と思うこと。

そう信じれば、なんど壁にぶち当たっても、
そのたびに立ち上がって前に進む勇気が涌いてくる。

締め

高杉晋作の辞世の句は、島田さんの人生観そのもの
ではないかと感じます。

「できるできない」「やれるやれない」と迷う気持ちであるとか、
自分の好き嫌いであるとかなどは、ほとんど自分の考え方次第である。

その気になれば、人間はなんでもできる。
だから、「前向きに明るくやるのだ」という生き方です。

島田さんの名著をぜひお読み頂きたいと思います。

明日も、島田さんの言葉をご紹介します。

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