佐藤一斎(江戸後期の儒学者)に学ぶ(6)

「少年の時は、まさに老成の工夫をあらわすべし。
老成のときは、まさに少年の士気を存すべし」

(言志録34)

(現代語訳)
若いときは、歳をとった経験者のように工夫をせよ。
老年のときは、少年のような志を保持せよ、。

(解説)
若手は、経験者のように自分のメンターを見つけて
学び、考え、経験を積め。
歳をとっても、若者のように志を高く持て。

世の中には、歳をとってしぼんでいく人と、
歳をとってもどんどん開いていく人がいると
私は思う。

会社を退職して、蝉の抜け殻同然になる人もいれば、
ますます士気が高まり、元気な人がいる。

後者は、何かを成し遂げようとする志の高い人と、
いつまでも学び続けようとしている人ではないか。
少なくとも私の周りで、歳とともに開いていく人は
こういう人たちである。

一斎は、こうも言っている。
「壮にして学べば、老いて衰えず」。
壮年で学べば、歳をとっても衰えない、と。

古雀

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