佐藤一斎(江戸後期の儒学者)に学ぶ(7)

佐藤一斎(7)

よく人を容(い)るる者にして、
しかる後もって人を責むべし。
人もまたその責を受く。

人を容るることわたわざる者は
人を責むることあたわず。
人もまたその責を受けず。
(言志録 37)

(現代語訳)
人を受け入れる度量があって、
初めて人の欠点をとがめる資格がある。

人を受け入れる度量がなければ、
人をとがめる資格がない。
また、とがめられた人もそれを受け入れない。

(コメント)
自分のことは棚に上げて、あれこれ
部下を注意をする上司がいるが、
これでは部下は言うことをきかない。

自分のすべきことをしないで、
何事も上司のせいにする部下も、
大事なときに上司は本気で動いてくれない。

きわめて当たり前の話であるが、
よく見る光景である。

古雀

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