古川ひろのりの軍曹つれづれ草 2015.6.3

​2015年6月3日

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「一般社団法人彩志義塾(さいしぎじゅく)」の古川裕倫です。

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【連載コラム :女性が知らない女性の強み( その4)】

何事も仕事が中心になりがちな男性に比べて、趣味、家庭生活、子育て、仕事……
生き方の選択肢が多い女性は、総じて「仕事は仕事」と割り切ることができる。
この「割り切れる力」が侮れない。

『女性が職場で損する理由~賢くふるまう技術~』(古川裕倫著 扶桑社新書)より

午後5時までの付き合いと割り切れる力

知り合いの優秀な女性経営者Mさんは、午後5時までの付き合いの人と、
そうではない人を分けておられる。
Mさんはこれを「5時までは我慢給」と呼び、
仕事の時間だけお付き合いをする人と、
そうではない人をしっかり区別しているそうだ。

過去にいろんな経験をされて、この考え方に至ったとのお話だった。
ある会社を経営されてきたのだが、過去に、
数人の従業員が言うことを聞かないばかりではなく、反乱分子と化して、
会社が統率できなくなるほど社内的にギクシャクして大変悩まれたそうだ。
結論として、自分が持つべき対人関係をしっかり区別したという。

5時までの人と割り切ってしまうと、仕事上の指示、連絡、相談などは
「イヤな気持ち」を引っ張らないで、会社の仕事と割り切って
仕事上のお付き合いがうまくできるという考え方である。

総じて女性のほうが「仕事は仕事」と割り切ることができると思う。
それには、生き方の選択肢が多いということもあるだろう。
結婚して子どもを育てる、仕事で一旗揚げる、趣味に生きる……など。
どれも後ろ指を差されることではない。
しかし、男性は、結局、仕事で成功しないとダメだと
烙印を押されてしまうという強迫観念を持っている。
人間関係も含めた愉快、不愉快のすべてが仕事の延長で発生してしまうのだ。

一般的に男性は論理的、女性は感情的であると言われており、
それには特に反論はない。
おそらく、職場においてもその傾向はあると思う。
旅行に出かけても、そのルートや具体的な事柄を主たる記憶とする男性と、
心に残る場面を思い出として持つ女性の違いがある。
子犬や子猫などの小動物をかわいいと思う気持ちは女性のほうが強いし、
かわいいものを買ったり身に着けたりしたいのも女性。
男性はかわいらしさより機能性を求めるものである。

ここで言いたいのは、特に優秀でなくとも普通に仕事をこなしている女性は、
「感情的だからどうのこうの」
と言われるほど業務上の問題を引き起こさないということだ。
ましてや、5時までであれば、それが問題になるとは思わない。

そもそも仕事はそんなに難しいものでも何でもない。
経営であろうと、営業であろうと。極端に言うと、
学生時代に成績が悪くても、ひどい性格の男性であっても、
スーツを着ていて、最低限のビジネスマナーを身に付けていれば、
営業や一般的な仕事はできるものだ。
やる気があるか、ないかだとか、
自信を持っているとか、いないことでもっと差が出る。

男性に比較してそもそも優秀な女性が、
一般的な業務的能力に劣るなどはあり得ないことだ。

【古川ひろのりのつぶやき】

デンソーの「早めの出社、社食は無料」(5月12日日経)

「デンソーは、朝型勤務の促進で、
フレックスタイムのコアタイムを1時間短縮し、
午後8時以降の残業を禁止し、
さらに午前7時から7時30分に社員食堂で無料朝食を提供する」

たいへんいい話ですね。日本の企業は、もっと生産性を上げて、
社員が早く家に帰れるようにするべきと思います。
学校に通う子どもの迎えにも行きやすくなし、家庭での会話が増える。

朝食を会社で出すのもいいアイデアですね。
朝食を家で作る時間も要らなくなる。
そもそも、最近ではコーヒーや軽食を会社の費用で提供している
会社もあるようで、この辺りは古い考え方にとらわれず柔軟性が欲しいところです。
たしか、アップルジャパンでは「りんご」がただで食べられるらしい。

伊藤忠も早出を推奨し、残業を減らそうとしています。
たいへん結構なことです。これまでの日本企業ような残業べったりは、
生産性が高まらず、だんだん世界の競合に勝てなくなってきます。
何時間働くかではなくて、
一定の時間にどれだけの成果が出せるかを考えるべきです。

女性も長時間働けることが必要なのではなく、
成果を出すことが大切だと思います。

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「世田谷ビジネス塾」塾長 古川裕倫(ふるかわひろのり)

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