古川裕倫の「いろどり徒然草」9月号

定年についての考え方
~終身雇用制度とパッケージの定年制度~

先月は、「働きやすさ」と「生産性」を求めていく上で、会社として残業をどのように位置づけをするか明確にしておくことが重要であると申し上げた。それもバラバラではなく、トップの意向として、役員の総意として、会社全体として、残業についてどう考えるかを決めおくべき、と。つまり、残業を是とするか、非とするか、最小に抑えることを目標とするのか、会社によって基準は違っても、どれか基準を持っておくべき。

昭和の考えでは残業も厭わぬ熱心さは「美しさ」とされ、時には評価の対象となることもあったが、今の考えでは残業も厭わぬことや有給をほぼ使わないのはブラック企業と思われて求職者からも敬遠される。グローバル化を考えても、生産性が低い企業は淘汰されていくのではないか。

今日は、定年に関して。

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古川裕倫の「いろどり徒然草」8月号

脱却できるか「長時間労働」という働き方から
~トップの経営決断が必要~

新聞紙上で「働き方」について賑やかである。その1つが「長時間労働」について。

「日本は終身雇用制度で、会社がずっと社員の身分保障をしてくれるので、そのお返しとしての忠誠心の表れか長時間労働を厭わない」という文化があるとの指摘もある。確かにそう思う殊勝な人もいなくはないだろうが、現実は違うと思う。全部が全部ではないかもしれないが、「忠誠心ではなく、現実のメリット・デメリットの計算」に基づくと思う。

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古川裕倫の「いろどり徒然草」7月号

グローバリゼーションとダイバーシティ

グローバリゼーションとダイバーシティは表裏一体の関係であり、グローバル企業になるにはダイバーシティの実践が必要である。

幕末に日本近海に現れ開国を要求した黒船。蒸気機関で進む鉄板の船に「大砲」を搭載している。「農業国家」から、産業革命で、「工業国家」に姿を変えた西欧。生産性が高まり、結果繊維製品などの売り先を求めて世界に繰り出した。そしてはるばる日本にまでやってきた。

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古川裕倫の「いろどり徒然草」5月号

「日本はずっと昔から男性が外で働き、女性は家庭を守ってきた」

という思い込みから脱却しよう。

 

思い込みとは怖い。それが当たり前のように言われ、次々と伝播していく。
女性活躍推進の議論になると「日本では、昔から女性は家庭を守ってきて、
外では働いていない」というのが出てくる。「昔から」とは一体いつの頃
からだろう。

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古川裕倫の「いろどり徒然草」1月号

「わが社の女性はやる気がないのか」、それとも「男性上司が不勉強なのか」
~「できないかも症候群」の理解の重要性~

(今日はストーリー風に)
若手を積極的に抜擢登用しようとしている会社幹部佐々木基之常務が、2人の部下に別々に話をしている。

佐々木常務は、まず黒田道子課長に尋ねた。黒田通子は、総合職入社で、12年間本部や営業の仕事をしてきて、大変優秀と言われている女性である。
「佐々木君、新しいこのプロジェクトの責任者をやってみないか。当社として大切な案件であり、優秀な君に任せたいんだが。」
通子は、考え込んだ末、下向きかげんにこう答える。
「大変光栄です。。。。アノー、しかし、やり遂げられるか自信がありません。。。」
「うーん、そうか。わかった」
と、会話が終わった。

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